Pythonを使ってExcelのデータを処理する際、辞書を活用すると非常に便利です。特に、OpenPyXLライブラリを使用すると、Excelの表データを行ごとに辞書に読み込むことが可能で、データの操作が容易になります。
以下に、Excelの表データを行ごとに辞書に読み込む基本的なコードを示します。
import openpyxl
# エクセルファイルの取り込み
wb = openpyxl.load_workbook("./school_members.xlsx")
ws = wb["Sheet1"]
# 学生リスト
student_list = []
# 列名のセル
header_cells = None
for row in ws.rows:
if row[0].row == 1: # 1行目
header_cells = row
else: # 2行目以降
row_dic = {} # セルの値を「key-value」で登録
for k, v in zip(header_cells, row):
row_dic[k.value] = v.value
student_list.append(row_dic)
print(student_list)
このコードでは、Excelの各行を辞書として読み込み、それらをリストに格納しています。これにより、各行のデータ(この例では学生の情報)をキーを用いて簡単にアクセスできます。
また、辞書のリストをOpenPyXLを使ってExcelに書き込むことも可能です。これにより、Pythonで処理したデータをExcelにエクスポートすることができます。
PythonとExcelを組み合わせることで、データ処理がより効率的になります。特に辞書を活用することで、データの読み込みや書き込みが容易になります。これらのテクニックを活用して、Pythonでのデータ処理をより効果的に行いましょう。.