PythonとChatGPTを使ってExcelを操作する方法

PythonとChatGPTを使ってExcelを操作する方法について説明します。この記事では、PythonライブラリのxlwingsとOpenAIのChatGPTを使用して、Excelの操作を自動化する方法を紹介します。

xlwingsとは

xlwingsはExcelとPythonをつなぐことができるPythonライブラリで、ExcelとPythonの相互連携ができます。xlwingsを使用すると、Excel VBAマクロの代わりにPythonコードを使用してExcelの操作ができるようになります。

PythonとChatGPTを連携する方法

以下に、PythonとChatGPTを連携するためのコードを示します。

import xlwings as xw
import openai

def main():
    # OpenAI APIキーを環境変数から読み込みます。
    openai.api_key = "sk-****************************************************"

    # アクティブなブックを取得します。
    book = xw.books.active
    sheet = book.sheets[0]

    # A1セルに入力された質問を取得します。
    question = sheet.range('A1').value

    # CatGPTに質問を送信し、回答を取得します。
    response = openai.Completion.create(
        engine="davinci",
        prompt=question,
        max_tokens=1024,
        n=1,
        stop=None,
        temperature=0.5,
    )

    # A2セルに回答を出力します。
    answer = response.choices[0].text.strip()
    sheet.range('A2').value = answer

if __name__ == '__main__':
    main()

このコードは、ExcelのA1セルに入力された質問をChatGPTに送信し、その回答をA2セルに出力します。

注意点

ChatGPTのAPIを使う上での注意点を先にお伝えします。ChatGPTのAPIは利用していくと料金が発生する仕組みになっています。初回登録時は18ドルの無料枠がありますので、それを超えない分量であれば料金は発生することはありません。

以上、PythonとChatGPTを使ってExcelを操作する方法について説明しました。この情報が皆さんの開発に役立つことを願っています。.