PythonはAPIとの連携に優れています。Webサービスの多くがAPIを通じてデータを提供しており、Pythonはそのデータを取得、解析、更新、操作するための優れたツールを提供しています。
PythonとREST APIを使用すると、興味のある任意のWebサービスからデータを取得、解析、更新、操作することができます。
また、PythonではFastAPIというフレームワークを使用して、短時間でAPIを構築することが可能です。FastAPIはPython 3.6以降でAPIを構築するためのモダンで高速なWebフレームワークで、Swagger UIとReDocの両スタイルのドキュメントを自動で生成してくれます。
以下に、FastAPIを使用してシンプルなREST APIを作成する例を示します。
from fastapi import FastAPI
from pydantic import BaseModel
app = FastAPI()
class Item(BaseModel):
name: str
price: float
@app.get("/")
async def root():
return {"message": "Hello World"}
@app.get("/items/{item_id}")
def read_item(item_id: int, q: str = None):
if q:
return {"item_id": item_id, "q": q}
return {"item_id": item_id}
@app.post("/items")
def update_item(item: Item):
return {"item_name": item.name, "twice price": item.price * 2}
このコードは、FastAPIを使用してAPIを作成する基本的な例です。@app.get
と@app.post
デコレータを使用して、HTTPのGETとPOSTメソッドをそれぞれ定義しています。
PythonとAPIの組み合わせは、データ駆動型のアプリケーション開発において非常に強力です。これらのツールを活用することで、効率的にデータを取得、解析、更新、操作することが可能となります。.