Pythonで配列を関数に渡す方法

Pythonでは、関数の引数に配列を渡す方法がいくつかあります。その中でも、参照渡しと値渡しの2つの方法が主に使われます。

参照渡し

Pythonの関数に配列を渡すとき、デフォルトでは参照渡しになります。これは、関数内で配列の要素を変更すると、元の配列も変更されることを意味します。

def hoge(arr):
    arr[0] += 1

arr_ref = [0, 1]
hoge(arr_ref)
print(arr_ref)  # 出力結果: [1, 1]

値渡し

一方、配列の後に [:] を付けると、値渡しになります。これは、関数内で配列の要素を変更しても、元の配列は変更されないことを意味します。

def hoge(arr):
    arr[0] += 1

arr_val = [0, 1]
hoge(arr_val[:])
print(arr_val)  # 出力結果: [0, 1]

このように、Pythonでは関数に配列を渡す方法がいくつかあり、それぞれの方法が異なる挙動を示します。適切な方法を選択することで、コードの挙動を制御することができます。