Pythonでは、配列はリストと呼ばれ、その要素数を取得するためにはlen
関数を使用します。また、Pythonの配列にはいくつかの種類が存在し、それぞれに特性と用途があります。
Python配列の種類
Python配列には以下のような種類が存在します。
- リスト(list)型
- タプル(tuple)型
- 辞書(dict)型
- NumPy配列
それぞれの配列型について簡単に説明します。
リスト(list)型
リスト(list)型は、自由度が高く最も基本的な配列です。異なるデータ型の要素を格納でき、あとから要素を書き換えることができます。リスト型を利用する際には「[]」で宣言します。
タプル(tuple)型
タプル(tupple)型は、要素の書き換えができない配列です。リスト型ではあとから要素を書き換えや追加などができましたが、タプル型ではそれができません。タプル型を利用する際には「()」で宣言します。
辞書(dict)型
辞書(dict)型は、要素とキーをセットで管理する配列です。リスト型やタプル型の要素にアクセスする際には、「list[0]」「tupple(0)」のように番号で管理していましたが、辞書型では「dict(key)」のようにラベルとなるキーを用いて管理します。
NumPy配列
NumPy配列は、処理が非常に高速なリスト型です。ただし、通常のリスト型と違い次の制限があります。
- NumPyライブラリをインストールする必要がある
- 異なるデータ型の要素を格納できない
- 長さ(要素数)の変更ができない
Python配列の要素数の取得
Pythonのリストの要素数を取得するには、len
関数を使用します。例えば、以下のように使用します。
list = [1, 2, 3, 4, 5]
print(len(list)) # 出力: 5
このように、Pythonでは配列の要素数を簡単に取得することができます。
以上がPythonで配列の要素数を指定する方法についての解説です。Pythonの配列操作は、より高度なプログラムを作成するための基本的なスキルです。ぜひ理解しておきましょう。