Pythonでは、複数の操作を試みる際にtry/except
ブロックを使用します。しかし、一つのtry
ブロック内で複数の操作を試みると、最初の例外が発生した時点で残りのコードは実行されません。したがって、複数の操作を順番に試みるには、それぞれの操作を別々のtry/except
ブロックに入れる必要があります。
以下に一例を示します。
try:
code_a
except ExplicitException:
pass
try:
code_b
except ExplicitException:
pass
try:
code_c
except ExplicitException:
pass
try:
code_d
except ExplicitException:
pass
このコードでは、code_a
からcode_d
までの各操作が順番に試みられ、それぞれの操作で例外が発生した場合は無視されます。なお、ここで使用しているExplicitException
は具体的な例外の種類を表しています。全ての例外を無視するのではなく、特定の例外だけを捕捉することが推奨されます。
以上のように、Pythonではtry/except
ブロックを用いて複数の操作を順番に試みることが可能です。ただし、この方法は例外を適切に処理するためのものであり、例外を無視するためのものではありません。例外が発生した場合は、適切な処理を行うようにプログラムを設計することが重要です。