Pythonでは、リストというデータ構造を頻繁に使用します。リストに要素を追加する際には、append関数が役立ちます。しかし、append関数は一つの要素をリストの末尾に追加することができます。複数の要素を一度に追加したい場合は、extend関数を使うことができます。
append関数の使い方
まずはリストを作成し、その後にappend関数を使って要素を追加していきます。以下に具体的なコード例を示します。
# リストの作成
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
# append関数を使ってリストに要素を追加
fruits.append("orange")
# リストの内容を表示
print(fruits)
この例では、最初にfruitsという名前のリストを作成し、その中にapple、banana、cherryという3つの要素を格納しています。次にappend関数を使って、orangeという要素をリストの末尾に追加しています。最後にprint関数を使ってリストの内容を表示しています。
extend関数の使い方
extend関数を使うと、append関数より効率的に一度に複数の要素をリストに追加することができます。以下にその例を示します。
# リストの作成
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
# extend関数を使ってリストに複数の要素を追加
fruits.extend(["orange", "grape"])
# リストの内容を表示
print(fruits)
この例では、extend関数を使って、orangeとgrapeという2つの要素を一度にリストに追加しています。
これらの方法を組み合わせて、リストに複数の要素を追加することができます。Pythonのリスト操作を理解し、適切な方法を選択してください。