Pythonには浮動小数点数を丸めるための組み込み関数round()
があります。この関数の構文は次の通りです:
round(number, ndigits)
ここで、number
は丸めたい浮動小数点数、ndigits
は丸めたい小数点以下の桁数です。
例えば、次のように使用します:
x = round(5.76543, 2)
print(x) # 出力:5.77
この例では、5.76543
を小数点以下2桁に丸めています。結果は5.77
となります。
しかし、round()
関数は四捨五入を行います。したがって、8.8333333333333339
を小数点以下2桁に丸めると8.83
となります。
もし、小数点以下を切り上げたい場合は、math.ceil()
関数を使用します。この関数は、引数として与えられた数以上の最小の整数を返します。次のように使用します:
import math
v = 8.8333333333333339
print(math.ceil(v*100)/100) # 出力:8.84
この例では、8.8333333333333339
を小数点以下2桁に切り上げています。結果は8.84
となります。
以上がPythonで浮動小数点数を丸める方法についての説明です。この情報が役立つことを願っています。