Pythonで日本語を扱う際、文字コードの宣言方法を理解することが重要です。Python 3.xでは、標準の文字コードはUTF-8となり、文字コードを宣言することなく、日本語を扱えるようになっています。
また、Pythonでテキストファイルに書き込む際、write
関数を使うよりもprint
関数を使う方が簡単であるという意見もあります。print
関数を用いると、数値を文字列に変換する必要がなく、直感的なコードで書き込むことが可能です。
以下に、print
関数を用いたテキストファイルへの書き込みの例を示します。
sample_data = [["Name", "Sex", "Age", "Weight", "Height"], ["Hoge", "M", 41, 74, 170], ["Fuga", "M", 42, 68, 166], ["Piyo", "M", 32, 70, 155], ["Hogera", "M", 39, 72, 167]]
with open("sample.csv","w") as o:
for row in sample_data:
print(*row, sep=",", file=o)
このコードは、2次元リストsample_data
の内容をCSV形式でテキストファイルに書き込んでいます。print
関数のsep
引数に,
を指定することで、リストの各要素を,
で区切った文字列を生成しています。また、file
引数にファイルオブジェクトo
を指定することで、print
関数の出力をファイルに書き込んでいます。
このように、Pythonで日本語を扱ったり、テキストファイルに書き込んだりする際には、適切な文字コードの宣言とprint
関数の活用が有効です。.