Pythonで日付範囲を扱う方法

Pythonでは、日付の範囲を扱うためのいくつかの方法があります。ここでは、その中でも特に一般的な2つの方法を紹介します。

方法1: datetimeとtimedeltaを使用する

この方法では、datetimeモジュールのdateクラスとtimedeltaクラスを使用します。まず、範囲の開始日と終了日をdateオブジェクトとして定義します。次に、timedeltaを使用して日付の差を計算し、その結果をrange関数に渡してイテレータを生成します。最後に、このイテレータをforループで回すことで、指定した日付範囲内の各日付を順に処理することができます。

from datetime import date, timedelta

d1 = date(2017, 4, 1)
d2 = date(2018, 3, 31)

for i in range((d2 - d1).days + 1):
    date = d1 + timedelta(i)
    # dateを使った処理

方法2: ジェネレータを使用する

この方法では、日付の範囲を生成するためのジェネレータ関数を定義します。このジェネレータは、開始日から終了日までの各日付を順に生成します。この方法の利点は、メモリ効率が良いことと、コードがよりシンプルになることです。

from datetime import date, timedelta

def date_range(start_date, end_date):
    for n in range(int((end_date - start_date).days)):
        yield start_date + timedelta(n)

start_date = date(2013, 1, 1)
end_date = date(2015, 6, 2)

for single_date in date_range(start_date, end_date):
    print(single_date.strftime("%Y-%m-%d"))

これらの方法を使用すれば、Pythonで日付の範囲を簡単に扱うことができます。適切な方法を選択して、日付データの処理を効率的に行いましょう。