Pythonでは、文字列と配列を扱う方法がいくつかあります。ここでは、その中でも特に重要な2つの方法について説明します。
文字列を配列に変換する
Pythonでは、文字列を配列に変換する方法がいくつかあります。以下にその一例を示します。
s = 'あいうえお'
print(list(s)) # ['あ', 'い', 'う', 'え', 'お']
print([i for i in s]) # ['あ', 'い', 'う', 'え', 'お']
このように、Pythonのlist
関数やリスト内包表記を使って、文字列を配列に変換することができます。
配列を文字列に変換する
配列を文字列に変換するには、Pythonのjoin
関数を使用します。以下にその一例を示します。
print(''.join(['あ', 'い', 'う', 'え', 'お'])) # あいうえお
print(*['あ', 'い', 'う', 'え', 'お'], sep='') # あいうえお
このように、join
関数を使って配列の要素を連結させることができます。
注意点
配列の中に文字列以外の値、例えば数値が入っている場合はエラーとなってしまいます。そのため、配列の要素を文字列に変換してからjoin
関数で結合させる必要があります。
n = [1, 2, 3, 4, 5]
print(''.join([str(i) for i in n])) # 12345
print(*[str(i) for i in n], sep='') # 12345
以上がPythonで文字列と配列を扱う基本的な方法です。これらの方法を理解し、適切に使用することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。