Pythonでは、ユーザーからの入力を受け取るためにinput()
関数を使用します。しかし、この関数はデフォルトで文字列を返すため、整数のみを受け入れたい場合には追加の処理が必要となります。
まず、input()
関数を使用してユーザーからの入力を受け取ります。次に、int()
関数を使用して文字列を整数に変換します。この変換が成功すれば、入力は整数であると確認できます。しかし、int()
関数は文字列が整数に変換できない場合にはValueError
を発生させます。したがって、このエラーを捕捉することで、入力が整数でないことを検出できます。
以下に、この処理を行うPythonのコードを示します。
try:
# ユーザーからの入力を受け取る
user_input = input("整数を入力してください: ")
# 入力を整数に変換
number = int(user_input)
print(f"入力された整数の2倍は: {number * 2}")
except ValueError:
print("整数以外が入力されました。")
このコードでは、まずinput()
関数を使用してユーザーからの入力を受け取り、その入力をint()
関数で整数に変換しようとします。もし入力が整数に変換できない場合(つまり、入力が整数でない場合)、ValueError
が発生し、エラーメッセージが表示されます。
以上のように、Pythonではinput()
とint()
関数を組み合わせることで、整数のみを受け入れる入力を実現できます。このテクニックは、ユーザーからの入力を制限する際に非常に便利です。