Pythonでは、小数点以下の数値を特定の形式で表示するために、いくつかの方法があります。以下にその一部を紹介します。
format
関数を使用する
Python 2.6以降では、format
関数を使用して数値をフォーマットすることができます。以下にその例を示します。
num = 1.234
formatted_num = '{0:.3g}'.format(num)
print(formatted_num) # '1.23'
このコードでは、{0:.3g}
という形式指定子を使用しています。0
はformat
関数の最初の引数(この場合はnum
)を指し、:
の後に続く.3g
はフォーマットの詳細を指定します。.3
は精度を3に設定し、g
は無意味なゼロを削除します。
f-string
を使用する
Python 3.6以降では、f-string
を使用して数値をフォーマットすることができます。以下にその例を示します。
num = 1.234
formatted_num = f'{num:.3g}'
print(formatted_num) # '1.23'
このコードでは、f-string
内の{num:.3g}
という形式指定子を使用しています。num
は変数名を指し、:
の後に続く.3g
はフォーマットの詳細を指定します。.3
は精度を3に設定し、g
は無意味なゼロを削除します。
これらの方法を使用することで、Pythonで小数点以下の数値を任意の形式で表示することができます。適切な方法を選択して、コードをより読みやすく効率的にしましょう。