Pythonでは、round()
関数を使用して数値を丸めることができます。この関数は2つの引数、n
とndigits
を取り、n
をndigits
で丸めた数を返します。ndigits
引数はデフォルトでゼロなので、省略すると整数に丸められます。
しかし、round()
関数が期待通りに動作しない場合もあります。多くの人が数値を丸める方法を学ぶとき、次のような方法が教えられます:
1. 数値n
をp
桁の小数点に丸めるために、まずn
の小数点をp
桁移動します。それには、n
を10のp
乗(10をp
回掛けた数)で掛けて新しい数値m
を得ます。
2. 次に、m
の最初の小数点の桁d
を見ます。d
が5未満の場合、m
を最も近い整数に丸め下げます。それ以外の場合は、m
を最も近い整数に丸め上げます。
3. 最後に、m
の小数点をp
桁戻します。それには、m
を10のp
乗で割ります。
Pythonでは、以下のように小数点以下5桁に丸めることができます:
def population_density(population, area):
calc = (population/area)
return(round(calc, 5))
この関数population_density
は、人口(population
)と面積(area
)を引数に取り、人口密度を計算した後、その結果を小数点以下5桁に丸めて返します。
以上がPythonで小数点以下5桁に丸める方法についての説明です。この情報がPythonプログラミングに役立つことを願っています。