Pythonでは、re
モジュールを使用して大文字小文字を区別しない正規表現の検索を行うことができます。具体的には、re.search
やre.match
などの関数にre.IGNORECASE
フラグを渡すことで実現できます。
以下に具体的なコードを示します。
import re
s = 'TeSt'
casesensitive = re.compile('test')
ignorecase = re.compile('test', re.IGNORECASE)
print(casesensitive.match(s)) # None
print(ignorecase.match(s)) # <_sre.SRE_Match object at 0x02F0B608>
このコードでは、まずre.compile
関数を使用して正規表現パターンをコンパイルしています。re.IGNORECASE
フラグを指定することで、大文字小文字を区別しない検索が可能になります。
また、re.search
やre.match
関数を直接使用しても同様の結果を得ることができます。
import re
print(re.search('test', 'TeSt', re.IGNORECASE)) # <_sre.SRE_Match object at 0x02F0B608>
print(re.match('test', 'TeSt', re.IGNORECASE)) # <_sre.SRE_Match object at 0x02F0B608>
このように、Pythonのre
モジュールを使用すれば、大文字小文字を区別しない正規表現の検索を簡単に行うことができます。これにより、テキスト処理の幅が広がります。