Pythonでは、二次元配列の列ごとの合計を求める方法がいくつかあります。ここでは、それらの方法を紹介します。
map関数を用いる方法
まずは、map
関数を用いる方法から見ていきましょう。以下にそのコードを示します。
l = [[1, 0, 1], [1, 1, 1], [0, 0, 1]]
# 各列の合計
columns_sum = list(map(sum, zip(*l)))
print(columns_sum) # 出力: [2, 1, 3]
このコードでは、zip(*l)
により各列の要素をタプルとしてまとめ、それをmap
関数で合計しています。
リスト内包表記を用いる方法
次に、リスト内包表記を用いる方法を見ていきましょう。以下にそのコードを示します。
l = [[1, 0, 1], [1, 1, 1], [0, 0, 1]]
# 各列の合計
columns_sum = [sum(i) for i in zip(*l)]
print(columns_sum) # 出力: [2, 1, 3]
このコードでは、zip(*l)
により各列の要素をタプルとしてまとめ、それをリスト内包表記で合計しています。
以上、Pythonで二次元配列の列ごとの合計を求める方法を紹介しました。これらの方法を活用して、Pythonでのデータ処理をより効率的に行ってみてください。