Pythonでロギングとフォルダ作成

Pythonのロギング機能は、プログラムの動作を追跡するための重要なツールです。特に、エラーが発生した場合やデバッグが必要な場合、ロギングは非常に役立ちます。また、ロギング情報を整理しやすくするために、ログを保存する専用のフォルダを作成することも一般的です。

以下に、Pythonでロギングを設定し、ログを保存するフォルダを作成する基本的なコードを示します。

import os
import logging
import logging.handlers

_logger = None

def initLogging(isPrinted: bool):
    global _logger
    _logger = logging.getLogger('App')
    _logger.setLevel(logging.INFO)

    if os.path.exists('./log') == False:
        os.makedirs('./log')

    rfh = logging.handlers.RotatingFileHandler(
        filename='./log/App.log',
        maxBytes=1024*1024,
        backupCount=5
    )
    _logger.addHandler(rfh)

    formatter = logging.Formatter('%(asctime)s,%(name)s,%(threadName)s,%(lineno)d,%(levelname)s,%(message)s')
    rfh.setFormatter(formatter)

    if isPrinted:
        handler = logging.StreamHandler()
        handler.setLevel(logging.INFO)
        _logger.addHandler(handler)
        handler.setFormatter(formatter)

    _logger.info('initLogging fin.')

このコードでは、まずloggingモジュールを使用してロガーを設定しています。次に、osモジュールのmakedirs関数を使用して、ログを保存する新しいフォルダ（この場合は./log）を作成しています。最後に、RotatingFileHandlerを使用して、ログをファイルに出力する設定を行っています。

このように、Pythonのロギング機能とフォルダ作成機能を組み合わせることで、プログラムの動作を効率的に追跡し、管理することができます.