Pythonでは、リストのデータをファイルに書き込むためのいくつかの方法があります。ここでは、その中でも主に使われる2つの方法を紹介します。
write()メソッドを使う方法
write()
メソッドは、文字列をファイルに書き込むためのメソッドです。リストの各要素を文字列に変換し、それをファイルに書き込むためには、リストの各要素に対してwrite()
メソッドを呼び出す必要があります。
list_data = ['apple', 'banana', 'cherry']
with open('fruits.txt', 'w') as f:
for item in list_data:
f.write(item + '\n')
このコードは、list_data
の各要素を新しい行に書き込みます。
writelines()メソッドを使う方法
writelines()
メソッドは、リストをファイルに書き込むためのメソッドです。このメソッドを使うと、リストの各要素を一度にファイルに書き込むことができます。
list_data = ['apple', 'banana', 'cherry']
with open('fruits.txt', 'w') as f:
f.writelines(list_data)
ただし、このコードはリストの各要素を新しい行に書き込まないので、各要素の間に改行を挿入するには、リストの各要素に改行文字('\n'
)を追加する必要があります。
list_data = ['apple\n', 'banana\n', 'cherry\n']
with open('fruits.txt', 'w') as f:
f.writelines(list_data)
これらの方法を使って、Pythonでリストをファイルに書き込むことができます。適切な方法を選んで、Pythonのファイル操作をマスターしましょう。