Pythonでリストの重複をチェックする方法

Pythonでリスト内の要素が重複しているかどうかを判定する方法は主に2つあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

set()を使う方法

一つ目の方法は、set()を使う方法です。具体的には、リストとset()でセットに変換したリストの要素数を比較します。

numbers = [3, 5, 1, 2, 4, 1]
if len(numbers) != len(set(numbers)):
    print('重複があります')
else:
    print('重複はありません')

上記のコードでは、リストnumbersとセットに変換したリストの要素数が違う場合、つまり重複がある場合は「重複があります」と出力します。逆に、リストとセットに変換したリストの要素数が同じ場合、つまり重複がない場合は「重複はありません」と出力します。

もう一つの方法は、any()とcount()を使う方法です。

numbers = [3, 5, 1, 2, 4, 4]
if any(numbers.count(i) > 1 for i in numbers):
    print('重複があります')
else:
    print('重複はありません')

上記のコードでは、リストnumbersをループして、リスト内に個数が2つ以上の要素があるかどうかを調べています。重複がある場合は「重複があります」と出力し、重複がない場合は「重複はありません」と出力します。

以上、Pythonでリストの重複をチェックする2つの方法について説明しました。これらの方法を使えば、Pythonのリスト内に重複する要素があるかどうかを簡単に判定することができます。