Pythonでは、ファイル名に現在時刻を付けることが可能です。これはログファイルを作成する際などに非常に便利です。以下にその方法を示します。
まず、現在の日時を取得するためには datetime.datetime.now()
を使用します。
import datetime
now = datetime.datetime.now()
print(now)
次に、取得した日時を文字列に変換します。これには strftime
メソッドを使用します。
filename = './output/log_' + now.strftime('%Y%m%d_%H%M%S') + '.csv'
print(filename)
このコードを実行すると、 log_20190622_094828.csv
のようなファイル名が出力されます。
また、日付と時刻のフォーマット指定については以下の表を参照してください。
フォーマット | Python | C# | Dart |
---|---|---|---|
西暦 (4桁) | %Y | yyyy | yyyy |
西暦 (2桁) | %y | yy | yy |
月 (2桁) | %m | MM | MM |
日 (2桁) | %d | dd | dd |
時 (2桁) | %H | HH | HH |
分 (2桁) | %M | mm | mm |
秒 (2桁) | %S | ss | ss |
以上がPythonでファイル名に現在時刻を付ける方法になります。これを利用することで、ログファイルなどを作成する際に、それぞれのファイルがいつ作成されたのかを一目で確認することができます。