Pythonでは、外部ファイルの読み込みはよく行われます。その際、Pythonにはいくつかの方法があります。
標準入力とファイルからの入力
Pythonでプログラミングをするにあたって、まず知っておかないといけないのは入力を受け取る方法です。大きく分けて二つ種類があると思っています。
- 標準入力 (≒キーボードからの入力)を受け取る
- ファイルからの入力を受け取る
これらについてそれぞれ入力を受け取る典型的な方法を示します。
標準入力
標準入力は、input
という関数を使います。基本的にこれをやると一行の入力を取ってこれます。入力が複数行にわたる場合は複数回行えばよいです。
n=int(input())
string_list=[input() for i in range(n)]
a = [int(i) for i in input().split()]
ファイルからの入力
ファイルからの入力を受け取る場合は、open
を用います。readline()
で一行ずつ読み込むことが可能です。
path = 'input.txt'
file_data = open(path,"r")
line = file_data.readline()
a=int(file_data.readline())
b,c = file_data.readline().split()
fileinputモジュール
Pythonにはfileinput
モジュールがあり、このモジュールを用いることで、複数のファイルからデータを読み込んだり、標準入力やコマンドライン引数からもデータを受け取ることができます。
以上、Pythonでのファイル入力の基本的な方法について説明しました。これらの方法を理解し、適切に使用することで、Pythonでのプログラミングがよりスムーズになるでしょう。