Pythonでは、ネストした辞書(辞書の中に辞書がある)を扱うことがよくあります。この記事では、ネストした辞書をマッピングする方法について説明します。
ネストした辞書のマッピング
ネストした辞書をマッピングするための一般的な方法は、map
関数を使用することです。しかし、ネストした辞書の場合、少し工夫が必要です。
例えば、次のようなネストした辞書があるとします。
d = {
112: {'en': 1, 'es': 2},
113: {'zh': 1, 'ja': 1, 'es': 2},
114: {'es': 1},
111: {'ar': 2, 'en': 1}
}
この辞書では、各キーがさらに辞書を持っており、その中の最も頻繁に出現する値('es'
や'ar'
など)を取得したいとします。
これを達成するためには、まず辞書をフラット化(ネストを解除)し、次にmap
関数を使用します。
max_d = {}
for k, v in d.items():
max_d[k] = max(v, key=v.get)
このコードは、各キーに対して最も頻繁に出現する値を取得し、新しい辞書max_d
に格納します。
まとめ
Pythonのネストした辞書をマッピングするには、辞書をフラット化し、その後でmap
関数を使用します。この方法は、データ分析やデータ処理のタスクで非常に役立ちます。