Pythonは多機能なプログラミング言語で、その中にはテキストを音声に変換する機能も含まれています。この記事では、Pythonのテキスト読み上げライブラリであるpyttsx3
について詳しく解説します。
pyttsx3とは
pyttsx3
はPythonのテキスト読み上げ変換ライブラリで、オフラインで動作し、Python2と3の両方と互換性があります。このライブラリを使用すると、任意のテキストを音声に変換することができます。
pyttsx3のインストール
pyttsx3
はpipを使用して簡単にインストールすることができます。
pip install pyttsx3
pyttsx3の使用法
以下に、pyttsx3
の基本的な使用法を示します。
import pyttsx3
engine = pyttsx3.init()
engine.say("切れてるよ") # 出力したい言葉
engine.runAndWait()
このコードは、”切れてるよ”というフレーズを音声で出力します。
調整(速度:rate と音量:volume)
pyttsx3
では、読み上げる音声の速度(rate)と音量(volume)を調整することができます。
engine = pyttsx3.init()
# rate デフォルト値は200
rate = engine.getProperty('rate')
engine.setProperty('rate',200)
# volume デフォルト値は1.0、設定は0.0~1.0
volume = engine.getProperty('volume')
engine.setProperty('volume',1.0)
engine.say("切れてるよ")
engine.runAndWait()
このように、Pythonのpyttsx3
ライブラリを使用すると、テキストを音声に変換することが簡単にできます。さまざまなアプリケーションで音声出力が必要な場合に、このライブラリは非常に便利です。