Pythonでターミナルに色をつけて出力する方法はいくつかありますが、ここではANSIエスケープシーケンスを使用した方法を紹介します。
まず、基本的な色付き出力の例を見てみましょう。以下のコードは、文字列に赤色、緑色、青色を適用しています。
print('\\033[31m' + '赤色' + '\\033[0m') # 赤色
print('\\033[32m' + '緑色' + '\\033[0m') # 緑色
print('\\033[34m' + '青色' + '\\033[0m') # 青色
このコードでは、色を変更するためのエスケープシーケンス(’\033[31m’など)を文字列の前に置き、色をリセットするエスケープシーケンス(’\033[0m’)を文字列の後に置いています。
次に、より見やすいコードを書くための方法を見てみましょう。以下のコードでは、色を表すエスケープシーケンスをクラスの定数として定義しています。
class Color:
RED = '\\033[31m'
GREEN = '\\033[32m'
BLUE = '\\033[34m'
RESET = '\\033[0m'
print(Color.RED + '赤色' + Color.RESET)
print(Color.GREEN + '緑色' + Color.RESET)
print(Color.BLUE + '青色' + Color.RESET)
このようにすることで、コードが読みやすくなり、色の変更も容易になります。
以上がPythonでターミナルに色をつけて出力する基本的な方法です。さまざまな色やスタイルを試して、自分のプログラムをより見やすく、使いやすくしましょう。