Pythonでグラフをエクスポートする方法

Pythonのグラフ描画ライブラリである「matplotlib」を使用して、作成したグラフを画像として保存する方法について説明します。

matplotlib.pyplot.savefig の使用方法

matplotlibには、グラフを保存するためのメソッドである matplotlib.pyplot.savefig が用意されています。基本的には、ファイルのパスを渡すだけで使用可能です。

保存可能なフォーマットは、以下のとおりです。

• eps
• jpeg
• jpg
• pdf
• png
• ps
• raw
• rgba
• svg
• svgz
• tif
• tiff

サンプルコード

以下に、matplotlibで作成したグラフを保存するサンプルコードを紹介します。

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
import pathlib

x1 = np.random.normal(0, 10, 1000)
x2 = np.random.normal(20, 20, 1000)

fig = plt.figure(figsize = (5,5), facecolor='lightblue')

plt.xlabel('X')
plt.ylabel('Y')

plt.hist(x1, bins=30, range=(-50, 100), ec='black', alpha = 0.5, label ='x1')
plt.hist(x2, bins=30, range=(-50, 100), ec='black', alpha = 0.5, label ='x2')

plt.legend()

path_dir = pathlib.Path(r'test')
path_img = path_dir.joinpath('img.png')

fig.savefig(path_img)

このコードは、正規分布の乱数を1,000個ずつ生成し、ヒストグラムを描画しています。そして、fig.savefig(path_img) を用いて、グラフを画像として保存します。引数には、保存先のファイルのパスを指定しています。

以上がPythonでグラフをエクスポートする方法になります。この情報が役立つことを願っています。.