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Pythonのグラフ描画ライブラリである matplotlib では、グラフの各要素のフォントをカスタマイズすることが可能です。以下にその方法を示します。

フォントの設定

matplotlib で図を作成する際、デフォルトのフォントサイズが全般的に小さくて見にくい場合があります。そのため、plt.plot の各要素のフォントサイズを明示的に変更することが推奨されます。

以下に、x・y軸ラベル、軸の数値、グラフタイトルのフォントサイズなどの設定を行うサンプルを示します。

import matplotlib.pyplot as plt

fig, ax = plt.subplots(figsize=(8,5),tight_layout=True)
ax.plot([1,2,3],label='line_1')
ax.plot([4,5,6],label='line_2')

xticklabels = ax.get_xticklabels()
yticklabels = ax.get_yticklabels()
xlabel = 'xaxis_name'
ylabel = 'yaxis_name'
title = 'タイトル'

ax.set_xticklabels(xticklabels,fontsize=18, rotation=45)
ax.set_yticklabels(yticklabels,fontsize=18)
ax.set_xlabel(xlabel,fontsize=22)
ax.set_ylabel(ylabel,fontsize=22)
ax.set_title(title,fontsize=30,fontname='IPAexGothic')

ax.legend(loc='upper right',fontsize=18)
ax.grid()
plt.show()

このコードでは、matplotlibsubplots 関数を使用して figax を生成し、ax.plot でグラフを描画しています。その後、get_xticklabelsget_yticklabels を使用して軸の数値を取得し、set_xticklabelsset_yticklabelsset_xlabelset_ylabelset_title を使用して各要素のフォントサイズを設定しています。

使用可能なフォントの一覧

matplotlib で使用できるフォントの一覧を確認する方法もあります。以下にそのサンプルコードを示します。

import matplotlib.font_manager as fm
import pprint

font_list = [f.name for f in fm.fontManager.ttflist]
pprint.pprint(font_list)

このコードは、matplotlib.font_managerfontManager.ttflist を使用してシステムにインストールされている全てのフォントの一覧を取得し、それを表示しています。

以上が、Pythonの matplotlib を使用してグラフのフォントをカスタマイズする基本的な方法です。これらの方法を活用して、自分のニーズに合ったグラフを作成してみてください。.

投稿者 admin

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