Pythonのmatplotlib
ライブラリを使用して、エラーバー(誤差棒)付きの棒グラフを作成する方法を解説します。エラーバーは、データのばらつき具合を視覚的に表現するための重要な要素です。
エラーバー(誤差棒)とは
エラーバーは、データのばらつき具合を表すための視覚的な指標です。具体的には、データの各値から平均を引いたものを二乗し、それを足し合わせた後データの数で割ったものが分散となり、その正の平方根が標準偏差となります。
Pythonでエラーバー付きの棒グラフを作成
Pythonのmatplotlib
ライブラリを使用して、エラーバー付きの棒グラフを作成することができます。以下に、具体的なコードを示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
# データの定義
x = np.linspace(0, 10, 11)
y = np.sin(x)
yerr = 0.2 # エラーバーの高さ
# グラフのプロット
plt.errorbar(x, y, yerr=yerr, fmt='o', label='data')
# その他の設定
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.legend()
plt.show()
このコードでは、numpy
を使用してデータを生成し、matplotlib
のerrorbar
関数を使用してエラーバー付きのグラフをプロットしています。
以上が、Pythonでエラーバー付きの棒グラフを作成する方法になります。この方法を用いることで、データのばらつき具合を視覚的に表現することが可能となります。.