PythonのPandasライブラリには、データフレームやシリーズのインデックスによるソートを行うためのsort_index
関数があります。この関数は、インデックスラベルやクラスラベルに対してソートをかけることが可能です。
sort_index関数の基本的な使い方
まずは、Seriesのインデックスをソートする基本的な使い方から見ていきましょう。
import pandas as pd
import numpy as np
ser = pd.Series(range(6), index=[0, np.nan, -1, 2, 5, 1])
print(ser.sort_index())
このコードは、インデックスの値を元に昇順でソートします。
また、sort_index
関数には様々なオプションがあります。例えば、ascending=False
を指定すると、降順でソートします。また、na_position='first'
を指定すると、NaN値を先頭に持ってくることができます。
DataFrameでの使い方
次に、DataFrameでの使い方を見ていきましょう。DataFrameでは、インデックスだけでなく、カラムに対してもソートを行うことができます。
df = pd.DataFrame({
'A': range(6),
'B': ['a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'f']
}, index=[0, np.nan, -1, 2, 5, 1])
print(df.sort_index())
このコードは、DataFrameのインデックスを元に昇順でソートします。
以上、PythonのPandasライブラリのsort_index
関数の使い方について解説しました。この関数を使うことで、インデックスによるソートを簡単に行うことができます。.