PythonにはURLをデコードするための標準ライブラリがあります。それはurllib.parseというモジュールです。このモジュールはURLをその構成要素に分解したり、構成要素を組み合わせてURL文字列に戻したり、相対URLを基本URLを与えて絶対URLに変換したりするための標準インターフェースを定義しています。
URLのデコード
URLのデコードは、URLエンコーディングの逆操作であり、クライアントから受け取ったクエリ文字列やフォームパラメータを読むときによく必要となります。Pythonのurllib.parseモジュールには、URLをデコードするためのunquote()関数があります。
以下にその使用例を示します。
from urllib.parse import unquote
url = "https%3A%2F%2Fwww.example.com%2F%3Fkey%3Dvalue"
decoded_url = unquote(url)
print(decoded_url) # https://www.example.com/?key=value
このように、unquote()関数を使用することで、パーセントエンコーディングされたURLをデコードすることができます。
まとめ
Pythonのurllib.parseモジュールは、URLのパースやクオーティングに関する多くの便利な関数を提供しています。特に、URLのデコードにはunquote()関数が役立ちます。これらの関数を使うことで、URLの操作を容易に行うことができます。