Pythonでtimedeltaをフォーマットする方法

Pythonのtimedeltaは、datetimeモジュールの一部で、2つの日付や時間の間の差を表すことができます。この記事では、timedeltaオブジェクトを文字列としてフォーマットする方法について説明します。

timedeltaを文字列に変換する

timedeltaオブジェクトを文字列に変換する最も簡単な方法は、str()関数を使用することです。以下に例を示します。

import datetime

start = datetime.datetime(2009,2,10,14,00)
end   = datetime.datetime(2009,2,10,16,00)
delta = end - start

print(str(delta))  # prints 2:00:00

このコードでは、startとendの間の時間差（delta）を計算し、その結果を文字列として出力しています。

timedeltaを特定の形式でフォーマットする

timedeltaオブジェクトを特定の形式で表示する必要がある場合、より詳細なフォーマットを行うことができます。以下に例を示します。

def format_timedelta(td):
    minutes, seconds = divmod(td.seconds + td.days * 86400, 60)
    hours, minutes = divmod(minutes, 60)
    return '{:d}:{:02d}:{:02d}'.format(hours, minutes, seconds)

td = datetime.timedelta(hours=5, minutes=30, seconds=20)
print(format_timedelta(td))  # prints 5:30:20

このコードでは、format_timedelta関数を定義しています。この関数は、timedeltaオブジェクトを受け取り、時間、分、秒をhours:minutes:secondsの形式でフォーマットした文字列を返します。

以上がPythonのtimedeltaをフォーマットする基本的な方法です。これらのテクニックを使って、timedeltaオブジェクトを任意の形式の文字列に変換することができます。