Pythonのrange関数は、指定した範囲の整数を生成する関数です。この関数には、開始値、終了値、ステップ(間隔)の3つの引数を指定することができます。逆順ループを実現するには、開始値に終了値を、終了値に開始値を、ステップに-1を指定します。
例えば、0から4までの整数を逆順にループするには、以下のようにrange関数を使います。
for i in range(4, -1, -1):
print(i)
実行結果は以下のようになります。
4
3
2
1
0
また、reversed関数を使って、逆順ループを実現することもできます。reversed関数は、シーケンス(リストやタプルなど)を逆順にする関数です。
例えば、以下のようなリストがあるとします。
fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう", "もも"]
このリストを逆順にループするには、以下のようにreversed関数を使います。
for fruit in reversed(fruits):
print(fruit)
実行結果は以下のようになります。
もも
ぶどう
みかん
りんご
以上が、逆順ループの方法です。それぞれの方法には、適した使い方や状況がありますので、自分のニーズに合わせて選択してください。