Pythonでは、qrcode
というライブラリを使用してQRコードを生成することができます。このライブラリは純粋なPythonで書かれており、PNGファイルを生成したり、QRコードを直接コンソールにレンダリングすることが可能です。
QRコードの生成
QRコードの生成は非常に簡単です。以下に基本的な使用方法を示します。
import qrcode
img = qrcode.make('Some data here')
type(img) # qrcode.image.pil.PilImage
img.save("some_file.png")
上記のコードは、指定したデータ(この場合は’Some data here’)を含むQRコードを生成し、それをPNGファイルとして保存します。
QRコードの詳細な制御
より詳細な制御を行うためには、QRCode
クラスを使用します。以下にその使用例を示します。
import qrcode
qr = qrcode.QRCode(
version=1,
error_correction=qrcode.constants.ERROR_CORRECT_L,
box_size=10,
border=4,
)
qr.add_data('Some data')
qr.make(fit=True)
img = qr.make_image(fill_color="black", back_color="white")
上記のコードでは、QRコードのバージョン、エラー訂正レベル、ボックスサイズ、ボーダーの厚さを指定しています。
QRコードの読み取り
QRコードの読み取りにはpyzbar
ライブラリを使用します。以下にその使用例を示します。
from pyzbar.pyzbar import decode
from PIL import Image
d = decode(Image.open('qrcode.png'))
print(d[0].data.decode("utf-8"))
上記のコードは、指定した画像ファイル(この場合は’qrcode.png’)からQRコードを読み取り、そのデータを表示します。
以上がPythonでQRコードを生成と読み取りする基本的な方法です。これらのコードを参考に、自分のプロジェクトでQRコードを活用してみてください。.