PythonでJSONファイルを読み書きする方法を紹介します。Pythonの標準ライブラリにはjson
モジュールが含まれており、これを利用することでJSON形式のデータを扱うことができます。
JSONファイルの読み込み
まずはJSONファイルの読み込みから始めます。以下にその手順を示します。
import json
# ファイルを開く
json_open = open('qiita_json.json', 'r')
# 開いたファイルをJSONとして読み込む
json_load = json.load(json_open)
# 結果を出力
print(json_load)
このコードを実行すると、qiita_json.json
という名前のJSONファイルが読み込まれ、その内容がPythonの辞書型としてjson_load
に格納されます。print(json_load)
により、その内容を確認することができます。
JSONファイルへの書き込み
次に、Pythonの辞書型のデータをJSONファイルとして書き出す方法を見てみましょう。
import json
# 書き込むデータを作成
data = {
'message': 'Hello, world.',
'members': [
{'name': 'アリス', 'color': '#FA3E05'},
{'name': 'ボブ', 'color': '#FFFFAA'}
]
}
# ファイルに書き込む
with open('output.json', 'w', encoding='utf-8') as f:
json.dump(data, f, indent=4, ensure_ascii=False)
このコードを実行すると、data
という辞書型のデータがoutput.json
という名前のJSONファイルとして書き出されます。indent=4
により、出力されるJSONデータが整形され、見やすくなります。
以上がPythonでJSONファイルを読み書きする基本的な方法です。これをマスターすることで、PythonでJSONデータを自由自在に扱うことができるようになります。