Pythonでは、globとenumerateという2つの便利な関数があります。それぞれの関数の基本的な使い方と、これらを組み合わせて使用する方法について解説します。
glob関数
glob関数は、特定のパターンにマッチするファイルを取得するための関数です。以下に基本的な使い方を示します。
import glob
files = glob.glob("/test_dir/dir_A/*")
print(files)
上記のコードは、/test_dir/dir_A/ディレクトリ内の全てのファイルを取得します。
enumerate関数
enumerate関数は、配列のインデックスと値を同時に取得するための関数です。以下に基本的な使い方を示します。
pokemon_picture_book = ["フシギダネ", "フシギソウ", "フシギバナ", "ヒトカゲ"]
for number, name in enumerate(pokemon_picture_book):
    print(number, name)
上記のコードは、リストpokemon_picture_bookの各要素とそのインデックスを表示します。
globとenumerateの組み合わせ
globとenumerateを組み合わせることで、特定のパターンにマッチするファイルを取得し、それぞれのファイルに対して何らかの処理を行うといったことが可能になります。以下にその一例を示します。
import glob
files = glob.glob("/test_dir/dir_A/*")
for i, file in enumerate(files):
    print(f"File {i}: {file}")
上記のコードは、/test_dir/dir_A/ディレクトリ内の全てのファイルを取得し、それぞれのファイル名とそのインデックスを表示します。
以上が、Pythonのglob関数とenumerate関数の基本的な使い方、およびこれらを組み合わせた使用例です。これらの関数を活用することで、Pythonでのプログラミングがより便利になります。.