Pythonのif文は、特定の条件を満たすかどうかに基づいてプログラムの動作を決定するためのツールです。これは「もし(if)この条件が真だったら、これをやる」という意味です。
if文の基本構文
if 条件式:
# 条件式が True の場合に実行する処理
else:
# 条件式が False の場合に実行する処理
if文は、条件分岐「else」「elif」の組み合わせで大きく4パターンある。
- 条件分岐なし: 条件に一致しない場合は何もしない。
- 条件分岐1つ: 真 (True)か偽 (False)か。
- 条件分岐2つ以上: 指定した条件のみ処理実行。
- 条件分岐2つ以上: 偽 (False)の場合の処理も設定。
elif文の使用
Pythonでは「else if 文」の書き方について「elif」と書きます。
if 条件式A:
# 条件式Aが True の場合に実行する処理
elif 条件式B:
# 条件式Aが False で条件式Bが True の場合に実行する処理
else:
# 条件式Aと条件式Bが False の場合に実行する処理
演算子一覧
- 比較演算子
==
: 等しい!=
: 等しくない>
: より大きい (含まない)>=
: 以上 (含む)<
: 未満(含まない)<=
: 以下(含む)in
: 要素を含むnot in
: 要素を含まないis
: オブジェクトが等しい
- ブール演算子
and
: かつor
: またはnot
: でない
以上がPythonのif, elif, else文の基本的な使い方になります。これらを理解し、適切に使用することで、より複雑なプログラムを作成することが可能になります。