Pythonの比較演算子にはin
とnot in
があります。これらの演算子は、ある要素が集合に含まれているかどうかを判定するために使用されます。
in
演算子
in
演算子は、ある要素が集合に含まれているかどうかを判定します。以下のように使用します。
<要素> in <集合>
この式は、指定した要素が集合に含まれていればTrue
を、含まれていなければFalse
を返します。
not in
演算子
not in
演算子は、in
演算子の逆で、ある要素が集合に含まれないかどうかを判定します。以下のように使用します。
<要素> not in <集合>
この式は、指定した要素が集合に含まれなければTrue
を、含まれていればFalse
を返します。
例
以下に、in
とnot in
演算子の使用例を示します。
# リストの例
xs = [0, 1, 2]
print(1 in xs) # True
print(1 not in xs) # False
# 文字列の例
s = 'abc'
print('b' in s) # True
print('b' not in s) # False
この例では、まず数値のリストxs
を作成し、数値1
がxs
に含まれているかどうかをin
演算子で判定しています。次に、文字列s
を作成し、文字b
がs
に含まれているかどうかをin
演算子で判定しています。
以上がPythonの比較演算子in
とnot in
の基本的な使い方です。これらの演算子は、リストや文字列、辞書など、さまざまなデータ型に適用できます。