VSCodeでPythonを実行する際、カレントディレクトリの設定が重要となります。特に、スクリプトがあるディレクトリと実行時のディレクトリが異なる場合、ファイルのパスを適切に設定しないと、ファイルが見つからずエラーが発生します。
以下に、Pythonでカレントディレクトリをスクリプトのディレクトリに固定する方法を示します。
import os
os.chdir(os.path.dirname(os.path.abspath(__file__)))
このコードをスクリプトの一番上に追加することで、どこから実行してもスクリプトがあるディレクトリからの相対パスでファイルの読み込みを行うことができます。
また、VSCodeの設定ファイルlaunch.json
の"configurations": {}
に"cwd": "${fileDirname}"
を追加することでも、実行時のカレントディレクトリをスクリプトのディレクトリに設定することが可能です。
これらの設定を行うことで、VSCode上でPythonスクリプトを実行する際のカレントディレクトリの問題を解決し、より効率的なコーディングを行うことができます。.