Pythonを完全にアンインストールする方法は、Windowsの設定の「アプリと機能」から行う方法と、「Pythonのインストーラー」を用いる2通りの方法があります。
アンインストールの実行
Pythonをアンインストールするには、以下の手順を実行します。
- Windowsの設定の「アプリと機能」を開きます。
- アンインストールするPythonを選択し、「アンインストール」をクリックします。
- 確認画面が表示されたら、「アンインストール」をクリックします。
また、Pythonのインストーラーを用いてアンインストールすることも可能です。ただし、インストーラーはインストールした時と同じバージョンのものを使用してください。
関連フォルダの削除
アンインストールを実行した後も、関連ファイルが一部残ってしまうので手動で削除します。
- エクスプローラーを開き、以下のフォルダを削除します。
C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python
内の該当バージョンのフォルダC:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥pip
環境変数PathからPythonフォルダの削除
環境変数PathにPythonフォルダを登録している場合は、削除しておきます。
- 「+ Pause/Break」をキーボードで押します。
- 「コントロールパネル ▶ システムとセキュリティ ▶ システム」の画面が表示されます。
- 左のメニューから「システムの詳細設定」を選択します。
- 表示される画面にある「環境変数」のボタンをクリックします。
- 環境変数の画面が表示されたら、Pathを選択して、編集をクリックします。
- 以下の2つのパスを選択して、削除をクリックします。
C:¥User¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python¥Python38-32¥
C:¥User¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python¥Python38-32¥Scripts¥
以上で、WindowsでPythonを完全にアンインストールする方法について説明しました。これらの手順を順に実行することで、Pythonとその関連ファイルをシステムから完全に削除することができます。