Visual StudioはPythonの開発に非常に便利なツールで、Python Tools for Visual Studio (PTVS)をインストールすることで、さまざまな機能を利用できます。しかし、Pythonのバージョンをアップデートする必要がある場合、どのようにすればよいのでしょうか。
Python Tools for Visual Studio (PTVS)のインストール
まず、Visual StudioにPython Tools for Visual Studio (PTVS)をインストールする必要があります。これにより、Visual StudioでPythonのサポートを利用できます。具体的なインストール手順は以下の通りです。
- 最新のVisual Studio for Windowsインストーラーをダウンロードし、実行します。
- Pythonはリリース15.2以降でサポートされています。
- Visual Studioが既にインストールされている場合は、Visual Studioを開き、[ツール] > [ツールと機能を取得]を選んでインストーラーを実行します。
- インストーラには、特定の開発領域に関連するオプションのグループであるワークロードの一覧が表示されます。Pythonの場合、[Python 開発] ワークロードを選択し、[インストール]を選択します。
Pythonパッケージの管理
Python Tools for Visual Studio (PTVS)をインストールした後、Python環境内のパッケージを管理するためのUIが用意されています。具体的な手順は以下の通りです。
- [表示] > [その他のウィンドウ] > [Python 環境] メニュー コマンドを選びます。
- ソリューション エクスプローラー へのピアとして [Python 環境] ウィンドウが開き、利用可能なさまざまな環境が示されます。
- 環境に現在インストールされているパッケージの一覧が表示されます。
- 新しいPythonプロジェクトの既定の環境を選択し、[パッケージ] タブを選択します。
Pythonバージョンのアップデート
Pythonのバージョンをアップデートするには、新しいバージョンのPythonをインストールし、それをVisual StudioのPythonインタープリタとして設定します。具体的な手順は以下の通りです。
- 新しいバージョンのPythonをダウンロードし、インストールします。
- Visual Studioを再起動し、ワークスペースを開きます。
- コマンドパレットを開き、Python: Select Interpreterを選択します。
- 新しくアップグレードされたバージョンのPython仮想環境がリストに表示されます。その仮想環境を選択します。
以上が、Visual StudioでPythonをアップデートする方法になります。これにより、最新のPython機能をVisual Studioで利用することが可能になります。