この記事では、WSL2 Ubuntu上でPythonのバージョンをアップグレードする方法について説明します。具体的には、Python 3.11をインストールする手順を示します。
Python 3.11のインストール
以下のコマンドを実行して、Python 3.11をインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:deadsnakes/ppa
sudo apt update
sudo apt install python3.11
これで、python3.11
コマンドでPython 3.11を利用できます。
バージョンの確認
Pythonとpipのバージョンを確認します。
python3.11 -V
python3.11 -m pip -V
エイリアスの設定
PythonとpipコマンドでPython 3.11を利用できるようにエイリアスを設定します。
echo 'alias python="python3.11"' >> ~/.bashrc
echo 'alias pip="python3.11 -m pip"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
これで、python
とpip
コマンドでPython 3.11とそのpipを利用できるようになります。
注意点
この方法は、UbuntuのシステムPythonを隠すため、不具合が出る可能性があります。また、deadsnakesのPPAは公式ではないので、信頼性や安全性については自己責任で利用する必要があります。
以上が、WSL2 Ubuntu上でPythonのバージョンをアップグレードする方法です。この情報が皆さんのお役に立てれば幸いです。.