Pythonは画像処理において非常に強力なツールであり、行列演算を用いてドット絵を生成することが可能です。この記事では、Pythonを使用して行列によるドット絵の生成方法を紹介します。
必要なライブラリ
画像処理にはnumpy
とmatplotlib
を使用します。これらのライブラリはPythonの標準ライブラリの他に必要となります。
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
画像の読み込みと表示
画像の読み込み、表示にはmatplotlib.pyplot
を使用します。また、読み込んだ画像はnumpy.ndarray
に格納されます。
#画像の読み込み
img = plt.imread('labyrinth.jpeg')
#画像の表示
plt.imshow(img)
plt.show()
ドット絵の生成
自分でピクセルを指定して、画像を作りたい場合は、2次元ないし3次元のnp.array
でピクセルを指定すれば良いです。
# 白黒画像( (高さ=3)* (横幅=3)の二次元配列)
img_gray = np.array([
[0,63,127],
[63,127,0],
[255,0,127]
], dtype = np.uint8)
#画像の表示
plt.imshow(img_gray, cmap = 'gray', vmin = 0, vmax = 255, interpolation = 'none')
plt.show()
以上がPythonを使用した行列によるドット絵の生成方法の一例です。このようにPythonを使用すれば、行列演算だけで画像処理を行うことが可能となります。さらに詳しい情報や応用例については、各種リソースを参照してください。.