SharePointリストは、情報を整理して保存する場所であり、ビジネスユーザーが自分自身でデータを管理し消費することができます。Pythonは、これらのリストに対する作成、読み取り、更新、削除(CRUD)操作を自動化するのに適した言語です。
SharePlumパッケージ
PythonでSharePointリストを操作するための推奨パッケージは「SharePlum」です。SharePlumはSharePointリストとのやり取りを容易にし、プログラマーがクリーンなPythonコードを書くことを可能にします。
SharePointリストへのCRUD操作
SharePlumを使用してSharePointリストに対するCRUD操作を行う方法を見てみましょう。
リストアイテムの作成
新しいリストアイテムを作成するには、以下のPythonコードを使用します。
from shareplum import Site
from shareplum.site import Version
cred = ('username', 'password')
site = Site('https://abc.sharepoint.com/sites/YourSite', version=Version.v365, auth=cred)
sp_list = site.List('Your List')
data = {
'Title': 'New Item',
'ColumnName': 'Value'
}
sp_list.UpdateListItems(data=data, kind='New')
リストアイテムの更新
既存のリストアイテムを更新するには、以下のPythonコードを使用します。
data = {
'ID': 1,
'Title': 'Updated Item',
'ColumnName': 'Updated Value'
}
sp_list.UpdateListItems(data=data, kind='Update')
リストアイテムの削除
リストアイテムを削除するには、以下のPythonコードを使用します。
data = {
'ID': 1
}
sp_list.UpdateListItems(data=data, kind='Delete')
これらのコードスニペットは、SharePointリストに対する基本的なCRUD操作を示しています。SharePlumパッケージを使用すれば、これらの操作を簡単に自動化することができます。
まとめ
PythonとSharePlumを使用することで、SharePointリストに対するCRUD操作を効率的に自動化することが可能です。これにより、ビジネスユーザーは自分自身でデータを管理し消費することができ、ITプロフェッショナルはこれらの操作を効率的に自動化することができます。