Pythonを使ってSharePoint上のExcelファイルを操作する方法について説明します。この記事では、SharePoint上のExcelファイルを読み込み、更新し、保存する方法を学びます。
SharePointとPython
SharePointはMicrosoftが提供するクラウドベースのサービスで、組織内の人々が共同作業を行うためのプラットフォームを提供します。Pythonはその柔軟性と強力なライブラリのため、SharePointと連携してファイル操作を行うのに適しています。
Excelファイルの操作
SharePoint上のExcelファイルを操作するためには、まずSharePointと同期する必要があります。これにより、PythonでSharePointファイルに絶対パス（例：”C:\Users\user_name\Documents…”）を使用してアクセスし、編集を行うことができます。編集が完了すると、ファイルはオンラインのSharePointと同期されます。
以下に、SharePoint上のExcelファイルを読み込み、更新し、保存するPythonコードの例を示します。
import openpyxl
import os
import getpass
# ユーザー名を取得
user_name = getpass.getuser()
# SharePointのパスを設定
base_path = r"C:\\Users"
sharepoint_folder = "your_sharepoint_folder"
subfolder1 = "your_subfolder"
sharepoint_path = os.path.join(base_path, user_name, sharepoint_folder, subfolder1, ...)
# Excelファイルを開く
workbook = openpyxl.load_workbook(filename=os.path.join(sharepoint_path, "file.xlsx"))
# アクティブなシートを取得
worksheet = workbook.active
# セルを更新
worksheet.cell(row=1, column=1).value = "Updated value"
# 変更を保存
workbook.save(filename=os.path.join(sharepoint_path, "file.xlsx"))
このコードは、指定したSharePointのパスからExcelファイルを読み込み、アクティブなシートの特定のセルを更新し、その変更を保存します。
まとめ
Pythonを使ってSharePoint上のExcelファイルを操作する方法を学びました。この知識を使って、自動化タスクをより効率的に行うことができます。PythonとSharePointの組み合わせは、データ分析やレポート作成など、さまざまな業務で活用できます。