PythonとExcelの組み合わせ
PythonとExcelは、データ分析や自動化タスクなど、様々な場面で強力な組み合わせを提供します。特に、Excelから特定の条件に一致するデータを抽出するというタスクは、業務効率化の観点から非常に重要です。
PythonでExcelからデータを抽出する
PythonでExcelからデータを抽出するためには、openpyxl
というライブラリを使用します。このライブラリを使用すると、Excelのブックを開いたり、シートを取得したり、セルの値を取得したりすることができます。
import openpyxl
# エクセルファイルのパス
file_path = "./210120【発注書】事務備品.xlsx"
# ワークブックを開く
wb = openpyxl.load_workbook(file_path, data_only=True)
# \"発注書\" シートを取得
sheet = wb["発注書"]
# 「合計金額」の値を取得
value = sheet["B4"].value
print(value) # 取得した値を表示
上記のコードは、指定したエクセルファイルを開き、特定のシートを取得し、特定のセルの値を取得して表示する例です。
Pandasでデータを処理する
抽出したデータをPandasのデータフレームに追加することで、データの処理や集計が容易になります。以下に、データフレームの作成とデータの追加の例を示します。
import pandas as pd
# 空のデータフレームを作成
df = pd.DataFrame(columns=["発注No", "発注日", "発注部署", "発注者", "合計金額"])
# データを追加
df = df.append({"発注No": "001", "発注日": "2023-01-01", "発注部署": "部署A", "発注者": "田中", "合計金額": value}, ignore_index=True)
このように、PythonとExcel、そしてPandasを組み合わせることで、効率的にデータを抽出し、処理することが可能です。これらの知識を活用して、日々の業務をより効率的に進めてみてください。