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Pythonの集合内包表記は、既存のリストや他のイテラブルなオブジェクトから新しい集合を作成する際に非常に便利なツールです。基本的な考え方はリスト内包表記と同じで、以下のような形式で記述します。

{式 for 仮変数 in イテラブルなオブジェクト if 条件}

この内包表記を使うと、コードがシンプルになり、処理速度も向上します。しかし、条件が複雑になるとコードの可読性が下がる可能性があるため、その点は注意が必要です。

以下に、集合内包表記の基本的な使用例を示します。

# 既存のリストから新しい集合を作成
data = [10, 15, 20, 25, 30, 35, 40, 45, 50, 10, 15, 20, 25, 30]
data_set = {dt for dt in data if dt % 2 == 0}
print(f"data_set : {data_set}")

このコードは、既存のリストdataから偶数だけを取り出して新しい集合data_setを作成しています。集合は重複した値を持たないため、出力されるdata_setには重複した値は含まれません。

集合内包表記は、Pythonの強力な機能の一つであり、適切に使用することでコードの効率と可読性を向上させることができます。

投稿者 admin

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