Pythonの配列スライスは、特定の範囲の要素を取得するための非常に便利な機能です。特に、マイナスステップを使用すると、要素を逆順に取得できます。
マイナスステップの基本
Pythonのリスト(配列)では、ステップが負の場合、要素が逆順に取得されます。以下に例を示します。
a = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
print(a[7:2:-2]) # インデックス7〜3を-2ステップで
# 出力: [8, 6, 4]
この例では、インデックス7からインデックス3までの要素を-2ステップで取得しています。つまり、2つ飛ばしで要素を逆順に取得しています。
リスト全体を逆順にする
範囲を全指定にしてマイナスステップにすると、要素がリバース(逆順)になります。以下に例を示します。
a = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
print(a[::-1])
# 出力: [9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1]
この例では、リスト全体を逆順に取得しています。
Pythonの配列スライスは、このように非常に強力で、要素の取得を柔軟に行うことができます。特に、マイナスステップを理解し、適切に使用することで、より効率的なコードを書くことができます。