Pythonの配列: ListとArrayの違い

Pythonでは、配列としてlistとarrayの2種類があります。これらは似ていますが、いくつかの重要な違いがあります。

ListとArrayのコード

まず、それぞれの基本的な使い方を見てみましょう。

# list
lst = [1, 10, 100]
for i in lst:
    print(i)

listはPythonの配列で最も一般的に使用されます。

# array
import array
ary = array.array('i',[1, 10, 100])
for i in ary:
    print(i)

Pythonにはarrayという配列もあります。

listは異なる型が混在できます。

# list
lst = [1, 'python', 100]
for i in lst:
    print(i)

一方、arrayは同じ型のみで異なる型は混在できません。

# array
import array
ary = array.array('i',[1, 'python', 100])  # TypeError: an integer is required (got type str)

listはimportせずに使えますが、arrayはimport arrayとしてインポートしないと使えません。

以上、Pythonの配列、listとarrayの違いについてでした。