Pythonには、データを格納するための便利なデータ構造である辞書(dict)があります。辞書は、キーと値のペアを格納することができ、キーは一意であり、それに対応する値を迅速に検索することができます。
my_dict = {key1: value1, key2: value2, key3: value3}
ここで、key1
、key2
、key3
はキーであり、value1
、value2
、value3
はそれぞれのキーに対応する値です。
また、Pythonでは関数の引数を辞書として扱うことも可能です。これは、関数の引数を可変長にするための特殊な構文で、*args
と**kwargs
を使用します。
def test(*args, **kwargs):
print(args)
print(kwargs)
test(1, 2, 3, 4, 5, col=4, row=5)
このコードを実行すると、args
はタプル(1, 2, 3, 4, 5)
を、kwargs
は辞書{'col': 4, 'row': 5}
を出力します。
以上のように、Pythonの辞書と引数の使い方を理解することで、より柔軟なコードを書くことが可能になります。