Pythonでは、関数の引数に任意の数の引数を受け取ることができます。これを任意引数と呼びます。
任意引数は、位置引数とキーワード引数の2種類があります。
位置引数の任意引数
位置引数の任意引数は、*args
の形で定義します。これにより、関数呼び出し時に任意の数の引数を渡すことができます。
def func(*args):
print(args)
func(1, 2, 3) # (1, 2, 3)を出力
キーワード引数の任意引数
キーワード引数の任意引数は、**kwargs
の形で定義します。これにより、関数呼び出し時に任意の数のキーワード引数を渡すことができます。
def func(**kwargs):
print(kwargs)
func(a=1, b=2, c=3) # {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}を出力
任意引数は、引数の数が固定されていない柔軟な関数を定義するために非常に便利です。ただし、引数の順序や優先順位に注意が必要です。