Pythonのループと例外処理: try/exceptとcontinue

Pythonでは、ループ中に例外が発生した場合でも処理を続行するためにtry/except構文を使用します。特に、continueステートメントと組み合わせると、例外が発生してもループを続行することができます。

以下に、その使用例を示します。

for i in range(0, 2):
    try:
        print('a')
        if i == 0:
            raise Exception()
    except Exception:
        print('b')
        continue
    finally:
        print('c')

このコードでは、range(0, 2)で生成された各値に対してループを実行します。ループの各イテレーションでは、まずprint('a')が実行され、次にiが0の場合には例外が発生します。例外が発生すると、exceptブロックが実行され、print('b')が出力されます。その後、continueステートメントにより、次のループのイテレーションに移行します。

このように、try/exceptとcontinueを組み合わせることで、例外が発生してもループを続行することが可能になります。ただし、この方法は例外処理を適切に行うためには注意が必要です。具体的には、exceptブロックで捕捉する例外の種類を明示的に指定することが推奨されます。